浦和木崎校
子供達の質問の真意とは?
個別指導学習塾Sherpa浦和木崎校の市川です!
私は常日頃、生徒の『分からない』ことを
『分かった!』となるになるように意識して指導しています。
ここで書いた「分からない」こととは
勉強に限った話ではありません。
例えば
「将来使わないのにどうして勉強をしなければいけないの?」
と言う質問を受けた事はないでしょうか?
(以下、「この質問」とは「将来使わないのにどうして勉強しなければいけないの?」とう質問のことを意味します)
私たちはこの質問を何度も受けてますが
これも一種の『分からない』ことになります。
もし純粋に勉強をやらなければいけない理由を知りたいのであれば、素晴らしい質問であると言えます。
なぜなら、言われたことを思考停止でそのまま行動するのではなく、一度自分の頭で必要性を噛み砕いてから行動しようとしているからです。
しかし、子供たちは本当に理由を知りたくてその質問してるのでしょうか…?
ちなみに皆さんは
「この質問」を受けたときにどう答えますか?
・大人になった時に仕事の選択肢の幅が広がるから
・最低限の知識教養を持っていないと大人になった時に困るから
・就職する時に有利になるから
などそれぞれの答えを持っていると思います。
そして、その答えに正解はなく、どれも素晴らしい答えだと思います!
ですが、それと同時に皆さんがその事に気づいたのは大人になってからではないでしょうか?
正直、子供の時からそこまで未来から逆算して考えられる人は多くありません。
(そもそも考えられる子はこの質問をしないです)
ですので、そのような回答をしたところで子供達にとっては『分からない』ままになってしまいます。
私は「この質問」が来た時には、「じゃあ将来使わないのになんでゲームをやってるの?」と質問返しをします。
そうすると、生徒は「楽しいから」「面白いから」と答えます。
このことから、
・将来使わないことでも楽しいことなら理由が無くてもやるということ
・勉強は「楽しくない」「面白くない」ということ
がわかります。
と言うことは、子供達は「なぜ勉強する必要があるのか」を知りたいのではなく、勉強から逃げるために「この質問」をしています。
子供達が本当に『分からない』ことの正体は
「勉強から逃げたいという深層心理」
だったのです!!
(その子の状況や背景によって正解は変わるので、この考え方が絶対的に正しいわけではないですがその傾向は大きいです)
これは1つの例ですが、このように本人にも見えていないことを解像度高く可視化しつつ、勉強に対するのモチベーションを上げていきます!
勉強に対して前向きにさせることに苦労している場合はぜひお問い合わせください!