科学的に頭が良くなる習慣

頭がよくなる水分補給

①冬こそ水分補給

夏になるとたくさん汗をかくので水分補給を意識する人はかなり多いと思います。

しかし、冬でも暖房が効いた部屋でじっとしてるだけで水分は失われるのです。

平均的な人は1日で

・呼吸でカップ1杯以上
・尿や便でカップ6杯以上
・汗でカップ2杯以上

の水分を失っています。(※大人の身体の大きさでの量)

運動をしたり汗をかいていなくても人は1日でかなりの水分量を失っています。

では、水分不足になるとどんな影響があるのでしょうか?

②水分不足はどれだけ悪影響?

脳はおよそ75%が水で構成されています。

脱水が体重の”たった1%”減少しただけで
記憶力、気分、気力、集中力に悪影響があり、認知機能が大幅に下がります。

脱水で体重の2%減ると
反応速度の低下、短期記憶障害、精神的疲労、混乱、不安、気分の低下が起きます。

さらに困るのは、いったん脱水状態になると水分補給をした後も気分への悪影響が続いてしまうのです。

③飲んではいけないもの

【コーラ、ジュース】
→砂糖や人工甘味料がたくさん入っているのでむしろ悪影響

【牛乳】
→ほとんどの日本人は乳糖不耐症(乳糖とは牛乳に入っている成分)なので、身体によくない

【コーヒー】
→利尿作用があり、むしろ脱水の可能性あり
副腎系を活性化し中枢神経を刺激するので、脳にマイナスの影響をもたらす可能性あり
(※コーヒーにはプラスの影響をもたらす研究結果もあるので、ここでは水分補給としてコーヒーを飲まない方がいいという意味です)

水分補給といえば?と聞かれたらすぐに出てくる【スポーツドリンク】はどうでしょうか?

実は、スポーツドリンクはかなりの量の糖質を含んでることが多いので、飲まない方がいいものが多いです。
(パッケージ裏を見て余計な成分が入っていなければOK)

④何を飲めばいいか?

【水】
→シンプルにして最強の飲み物
特に汗をかくときは、水だけでなく電解質(ミネラル)も一緒に摂取する必要があります

【ココナッツウォーター】
→天然のスポーツドリンク

【お茶】
→脳機能を高める効果あり
コーヒーほどではないが多少のカフェインを含むので、夕方以降はカフェインレス、またはノンカフェインのものがおすすめ

⑤どんな飲み方が最適か?

「喉が渇いたな!」

と思ったときは、すでに水分不足です。

したがって、1時間に最低1回以上こまめに飲むことをおすすめします。

喉を潤すことで、水分不足を防ぐだけでなく、なんと風邪予防の効果もあります。
(※最適な飲む量に関しては、体重、運動量、体質などによって様々なのですが、普段より増やしてみて体調や頭の回転が良くなるようであれば水分不足だったことがわかります)

勉強中は常に水分補給できる状態を保つことで脳機能を最適化して成績を伸ばしていきましょう!