成績が伸びる勉強法

成績伸びない子がやってる 間違った暗記法

①どうやって覚えてる?

「あと1週間でテストだから覚えないといけないことたくさんあるな…
英単語・漢字は10回ずつ書いて社会は教科書2周読んであとは数学の公式もノートみて覚えないと…」

②間違った暗記法

頑張ってるのに中々成績が伸びない子はテスト対策をするとき①のように勉強をしています。

一定の勉強時間も確保できていれば十分な勉強をしているように見えますが何がいけないと思いますか?

正解は…

【検索】をせずに【記憶】に偏ってる点です 

「どういうこと?」って思いますよね?笑

わかりやすく説明していきます。

③記憶と検索

別の言い方をすると

記憶とは「見て覚える」「インプット」

検索とは「思い出す」「アウトプット」

この両方を行うことでヒトは初めて物事を覚えて知識を使いこなせるという状態になります。

例えば、
生活に必要なモノを買い揃えたとします。

しかし「家の中には確実にあるけどどこにしまったかわからない、、、」

ということってよくありますよね?笑

家の中にあってもどこにしまったかわからなければ利用できないのと同じことになります。

これが見ながら覚えようとするだけでは“覚えている”状態にならない理由です。

④好きなことなら覚えられるのに

特に日本人は自信がない割合が高いので

「私って記憶力悪いなぁ…」

と思ったことがある人は多いと思います。

でも、よく思い出してみてください。

好きな漫画、アニメ、ブランド、スポーツ選手、ゲーム、ポケモンのキャラ
好きなことであれば100、200では全く足りないくらいの固有名詞を覚えられているはずです。

そうです。

“好きなことであれば覚えられる”のです。

可能であれば歴史でも英語でも好きな気持ちを作ることができれば記憶力は増します!

(正確には元々ある記憶能力がしっかりとが引き出されてる状態になる)

「じゃあ、好きじゃないことは覚えられないの!?」

⑤好きor必要

ご安心ください。好きじゃなくても覚える方法はあります。

それが“必要”なことです。

正確には「脳に”必要”と勘違いさせる」ことができればOKです!

具体的には「何も見ないで思い出す」行為を反復すると脳が勝手に必要なことと判断して記憶してくれます。

ただ、教えてもやらない子がよくいます。
効果は絶大なのにも関わらず。

なぜだと思いますか?

それは「思い出すにはエネルギーが必要で答えを見ながらやった方が”ラク”」だからです。

人間は(特に子供は)無意識にエネルギーを使わないラクな方を選択をします。

これは本能的な行動なので仕方ない部分があります。

なので、周りの大人が環境を用意してあげることが重要です。

⑥卵が先か鶏が先か?

「好きこそ物の上手なれ」

ということわざは脳の仕組みから言っても的を得ています。

ただ、一方で不得意なことを好きな子ってほとんどいませんよね?

得意だから好きになったという方がじつは自然だと思います。

つまりは、しっかり得意になれる環境を用意してあげれば自然と好きになれるので、あとは勝手に伸びてくれます。

だからこそ教えた子の成績を必ず伸ばすことに責任と可能性を感じて日々指導をしています。

お子様の教育だけでなく仕事や日常生活で覚えないといけないことが出てきた時にぜひ活かしてみてください!