成績が伸びる勉強法
冬休みに何を勉強すべきか?
「冬休みにはどんな勉強をしたらいいの?」
という質問が多いので、今回はそれにお答えしていきたいと思います。
①予習?復習?
勉強する単元の選択肢としては大きく予習・復習の2種類があります。
「成績も良かったし内容完璧!」
という子は復習する必要がないように見えます。
しかし、今できていても半年後、一年後も覚えているか?は別の話になります。
②エビングハウスの忘却曲線
簡単に言うと「人は忘れる生き物」ということです。
(※忘れるのは悪いことばかりではなく忘れる機能があるからこそ創造性も豊かになるようです)
そこで大切なのが定期的に「思い出す」作業をすることで忘れにくい記憶になります。
(↑記憶のメカニズムに関しては12/21のブログ「成績の伸びない子がやってる間違った暗記法」に詳しく載せています)
例えば、高校受験でいうと
中1,2年で頑張って覚えた内容を全て忘れきってしまったら、中3になってから新しい単元を習いながら中1,2年の内容を一から覚え直すのはかなり大変ですよね?
だからこそ、学校の授業が進まない長期休みのタイミングで復習することが大切なのです。
③勉強に苦戦してる子はどうすればいいか?
同じく復習が大事です。
中2の連立方程式でつまずいてるとすると
連立方程式の仕組み自体が難しいというよりは
・方程式
・正負の数
・分数
・小数
の理解、知識、練習不足によって「連立方程式ができない」という状況が生まれていることが多いです。
逆に、上記を復習した状態で連立方程式を勉強し直すと、びっくりするぐらい簡単に連立方程式が理解できるようになります。
つまりは、過去に習った単元を理解するとこれから習う単元が理解しやすくなります。
④まとめ
学校の授業が進まない冬休み(=長期休み)には
自学習する力がある子はどんどん復習して記憶の定着を図ることをおすすめします。
復習する必要する必要がないくらい定着していれば、応用問題・初見問題を解いて思考力を養うのもいいと思います。