成績が伸びる勉強法
【記憶の鍵スパイン】
①記憶の仕組み
人が記憶できるのは好きなことor必要なことになります。
(※詳しくは以前に書いたブログの『成績伸びない子がやってる 間違った暗記法』をお読みください)
本当に必要と感じていなくても脳が必要だと勘違いすればいいのですが、その方法は繰り返し覚えることだとわかっています。
②授業で習ったことをすぐ忘れる
近年、記憶の定着させることに関わる神経細胞の構造が明らかになってきました。
それは神経細胞にあるシナプスの情報を受け取る側にある突起である「スパイン」です。
(脳の構造のことは分からなくて大丈夫です)
繰り返し学習することによって同じ情報を何度もインプットすると、同じスパインに繰り返し情報が伝えられます。
すると、特定のスパインが大きくなり、スパインが大きくなると信号を効率的に受け取ることができるようになります。
また、スパインは学習の有無に関わらず変動をしていて、小さいスパインのうちは、さまざまな要素で自然消滅しやすいのです。
したがって、習い始めの情報の記憶は不安定になりやすく、すぐに忘れることは脳の構造から見ても当たり前なのです。
学校や塾で習ったばかりのことをすぐに忘れてしまうのはごく自然なことなので、心配しすぎることはありません。
かといって、ずっと覚えられないと心配になりますよね?
成績が伸びていないときはどうすればいいでしょうか?
③成績が伸びない場合
可能性としては2つです。
【1】そもそも理解できていない
【2】反復が足りない
【1】そもそも理解できていない
いくら忘れることが自然とはいえ、そもそも理解できていないことは定着のさせようがありません。
学校の授業がわからない以上は、説明がわかりやすい講師を見つけることが最適です。
【2】反復が足りない
この場合は
◾︎やる気を引き出す
◾︎必要性を落とし込む
◾︎集中できる環境を用意する
のようなことが必要になってきます。
これに関しては別のブログで解説していきます。